No.4亀城公園の市民プール~2
プールの周りは赤い軽石系のタイルが
敷かれていた。
1回1時間の入れ換え制で間に5分位の
休憩タイムがあった。
休憩中、日光で熱くなったタイルに
座ると、濡れた尻でタイルに♥️の跡が
つき、なんとなく恥ずかしかった。
腰までつかる塩素消毒槽や隣の全身用
シャワーは水がやたら冷たかった。
洗眼用の二股蛇口の強弱の調整も難し
かったっけね。
ちなみにプール前の体操は「誰にでも
できる体操~‼️」とおじさんが叫んで始
まるトホホな体操だった。
そのプールも今はなくただの草地。
草の上に昭和の子供の声、おでん屋台の
残り香が今も漂っているようだ。
No.3亀城公園の市民 プール
亀城公園プール
小学生の頃、亀城公園に市民プールが
あった。確か1時間の入れ換え制。
入館証みたいな紙に親のハンコをもら
って、管理員に見せて入ったと思う
(無論無料)。
公園内にはおでんの屋台がいた。
プールで遊んで腹へって、赤ウインナー
串をよくたべた。
30~50円位だったのかね。
今も赤ウインナーをたべるけど、あの時
の味には遠く及ばず。
No.2桜川のご遺体
5歳のころ、橋に大勢の人が群がって
眼下の桜川を見ていた。よく見れば
土手にも大勢のやじうま。
自分は友達とたまたま橋を通りかかり
大人のスキマから川を覗き込んだ。
黄色の服を着た人がうつ伏せで川に
浮いていた。記憶は曖昧だがもう1人
浮いていたような気もする。
初めて遺体を見た日。初めて死を感じ
た日。それ以来海や川が怖い。
自分に死を教えてくれた溺れた先人の
ご冥福をお祈り申し上げます。
おかげで水の事故に遭わずに今日まで
生きてこれました。